VMware Consolidated Backup (VCB) で仮想マシンをバックアップする その2
前回の環境からの改良点をひとつ。
バックアップを継続しておこなっていると何らかの理由で失敗してマウントした
フォルダにバックアップの残骸が残ってしまうことがあります。
これが問題で残骸が残っていると、同じバックアップを再度おこなうと確実に失敗します。
また、他のバックアップをおこなうと残骸まで一緒にテープに書き込んでしまったりと
いろいろ面倒なことが起こります。
BackupExecの正規エージェントだと残骸を消すオプションが存在するのですがpre-backup.bat
にはそのような設定は見あたりませんでした。
そこで、次のようにマウントフォルダ(c:\mntとします)に存在する残骸をすべて
消去するバッチファイル(delete.bat)を作成してpre-backup.batと同じフォルダに置きます。
@ECHO OFF pushd c:\mnt dell /q *.* for /D %%f in ( * ) do rmdir /s /q "%%f" popd
そしてこのバッチファイルを呼び出すためにpre-backup.batを次のように変更します。
@ECHO OFF call "%VCBBASE%\backupexec\delete.bat" REM A workaround....(以下略)
これで、マウントフォルダの中身をを全部消去した上で実行できます。
調べてみてわかったのですがUnix系のrm -rfに該当するものがないので苦労しました。